クラフトアイスとは?
「クラフト」はもともと「手作り・職人技」を意味する言葉で、ビールの世界で「クラフトビール」という言葉が広まったのと同じように、アイスクリームの分野でも「作り手のこだわりが感じられる、小規模生産のアイス」を指す言葉として使われるようになりました。明確な法的定義があるわけではありませんが、一般的には次のような特徴を持つアイスがクラフトアイスと呼ばれます。
- 大手メーカーのような大量生産ラインではなく、小ロットで製造されている
- 素材の選定や配合に作り手のこだわりが反映されている
- フレーバーごとに開発のストーリーやコンセプトがある
普通の(量産型)アイスとの違い
生産ロット
量産型のアイスは、効率とコストを重視して大きなロットで一括生産されます。一方クラフトアイスは、一度に作る量を抑えることで、素材の状態や気温に合わせた微調整がしやすいという特徴があります。
原材料・添加物
量産を前提とした商品では、保存性や食感を安定させるために乳化剤や安定剤などの添加物が使われることが一般的です。クラフトアイスでは、素材そのものの風味を活かす方向で配合を考えるため、添加物を最小限に抑えている製品が多く見られます。
味づくりの自由度
大量生産の商品はロングセラーの定番フレーバーが中心になりがちですが、小ロット生産のクラフトアイスは、季節の素材や個性的な組み合わせなど、実験的なフレーバー展開がしやすいという特徴もあります。
なぜ「クラフトアイス」が選ばれているのか
近年、食の分野では「作り手の顔が見えるもの」「素材にこだわったもの」を選びたいというニーズが広がっています。コーヒーの世界での「スペシャルティコーヒー」や、パンの世界での「クラフトブレッド」なども、似た文脈で語られることが増えました。アイスクリームにおいても、原材料や製法を丁寧に選びたいと考える方が増えたことが、クラフトアイスという言葉が広まった背景にあると考えられます。
ココナッツグレンのクラフトアイスへのこだわり
ココナッツグレンも、この「クラフトアイス」という考え方を大切にしているブランドのひとつです。乳製品・卵を一切使わずココナッツミルクを主原料としながら、小ロット生産で素材の風味をそのまま活かす製法にこだわり、「濃厚なのに軽い」独特の口当たりを追求しています。フレーバーごとに個性や開発ストーリーがあるのも、量産型の商品にはないクラフトアイスならではの魅力です。
開発したのは、元ミシュラン掲載レストランのシェフだったシェフ グレン(グレン・シムキンズ)。ハワイ・マウイ島に移住し2年間の開発を経て2008年に1号店をオープンしました。その後、2014年に旅行誌「Condé Nast Traveler」の「世界のアイスクリームショップベスト10」、2018年に「VILEBREQUIN TRIBE」の同ベスト10、2019年に「FAMILY MIND」の「全米ベストアイスクリーム」に選出されるなど、複数の受賞歴があります。
こんな方におすすめ
- 添加物が少ない、素材本来の味を楽しめるアイスを探している方
- ありきたりでない、個性的なフレーバーを試してみたい方
- 作り手のこだわりやストーリーを知った上でお菓子を選びたい方
選ぶときのポイント
「クラフト」という言葉だけでなく、実際にどのような製法・原材料で作られているかをパッケージや公式サイトで確認するのがおすすめです。乳製品不使用かどうか、添加物の量、生産ロットの規模などを比較すると、自分に合ったクラフトアイスが見つかりやすくなります。
最後に
クラフトアイスは、量産型のアイスとは違った角度から「アイスを選ぶ楽しさ」を教えてくれる存在です。ココナッツグレンも、乳製品不使用・小ロット生産というこだわりを大切にしながら、これからも新しいフレーバーを届けていきます。