乳糖不耐症があってもアイスを諦めなくていい。選び方のコツと、乳製品を使わないアイスという選択肢を紹介します。
乳糖不耐症があると、アイスクリームを食べた後にお腹の調子が気になるという方は少なくありません。ただし、乳糖不耐症だからといってアイスそのものを諦める必要はなく、原材料に気をつければ楽しめる選択肢があります。
乳糖不耐症とは
乳糖不耐症とは、牛乳などに含まれる乳糖(ラクトース)を分解する酵素(ラクターゼ)の働きが弱く、乳糖をうまく消化できない体質のことです。乳製品を摂取すると、お腹の張りやゆるさといった症状が出やすいとされています。程度は人によって異なり、少量なら平気な方もいれば、ごく少量でも症状が出る方もいます。
普通のアイスで起こりやすいこと
一般的なアイスクリームは牛乳や生クリームなど乳製品を主原料にしているため、乳糖が含まれています。乳糖不耐症の方がこうしたアイスを食べると、消化器症状につながりやすいとされています。「アイスは乳製品だから自分には向かない」と思い込み、アイス自体を避けている方も多いようです。
選択肢になりうるアイスの種類
乳製品不使用タイプ
ココナッツミルクや豆乳、アーモンドミルクなど植物性の素材をベースにしたアイスは、乳糖そのものを含まないため、乳糖不耐症の方にとって選択肢になりやすいとされています。
ラクトースフリータイプ
牛乳は使用しつつ、乳糖を分解した「ラクトースフリー」の乳製品を使ったアイスも一部存在します。こちらは乳製品由来の風味を残しながら乳糖だけを抑える工夫がされています。
選ぶときに確認したいポイント
パッケージの原材料表示を確認し、「乳成分」「生乳」「バター」などの表記がないかをチェックすることが基本です。「植物性」「ヴィーガン」といった表示がある商品は乳製品不使用である可能性が高いですが、念のため原材料表示まで確認すると安心です。
ココナッツグレンの特徴
ココナッツグレンのアイスクリームは、乳製品・卵を一切不使用でココナッツミルクを主原料にしています。小ロット生産で素材の風味をそのまま活かす製法を採用し、「濃厚なのに軽い」口当たりを狙った配合設計を行っています。乳糖そのものを含まない設計のため、乳糖不耐症の方にとっても選びやすいアイスの一つです。
開発したのは、元ミシュラン掲載レストランのシェフだったシェフ グレン(グレン・シムキンズ)。2006年に退職しハワイ・マウイ島へ移住、2年間の開発を経て2008年にマウイ島に1号店をオープンしました。2014年に旅行誌「Condé Nast Traveler」の「世界のアイスクリームショップベスト10」、2018年に「VILEBREQUIN TRIBE」の同ベスト10、2019年に「FAMILY MIND」の「全米ベストアイスクリーム」に選出されるなど、複数の受賞歴があります。2019年7月には東京・表参道に日本1号店をオープンしました。
こんな方におすすめ
- 乳糖不耐症で、これまでアイスを避けてきた方
- 乳製品アレルギーのあるご家族と一緒に楽しみたい方
- 植物性食品を積極的に選びたい方
選び方のポイント
症状の出やすさは人によって差があるため、初めて試す商品は少量から試すことをおすすめします。体調に不安がある場合は、事前に医師に相談してから選ぶとより安心です。
最後に
乳糖不耐症があっても、原材料をきちんと確認すれば、アイスを楽しむ選択肢は十分にあります。乳製品を使わないアイスという選択肢を知っておくと、お出かけ先やギフト選びの際にも役立ちます。